中小企業や個人事業主として事業を経営している方にとっては、大企業と比べると事業内容を把握しやすく、目が届きやすいというメリットがあります。ですが、同時に大企業ほどにさまざまなリスクに備えられないという悩みを持つ方もいます。このような中小企業な個人事業主の味方となるのが、あんしん財団だそうです。なぜ、あんしん財団は中小企業の味方となりえるのでしょうか。
あんしん財団は、加入者1人当たり月々2,000円の会費を支払うことで、さまざまな補償、サービスを提供してくれるということです。加入者であれば、従業員だけではなく、社長や役員といった労災保険が適用にならない経営者に対しても、ケガの補償を受けることが出来ます。このケガの補償は業務中だけではなく、業務外でのケガでも補償を受けることができるそうです。業務と業務外の境目が曖昧になりがちな個人事業主や一人親方にとっては非常にありがたい補償制度ということができそうです。
今問題となっている使用者賠償責任に備えることも、あんしん財団なら月々の会費のみでできるそうです。使用者賠償責任というのは、従業員が業務中に負ったケガや、長時間業務のためにうつ病になってしまった場合、また過労死と判定された場合などに、使用者が支払うべき賠償です。その賠償額は高額となりやすく、備えておく必要があります。従業員が仕事に従事するときには、安全を確保することや、過労の状態にならないように配慮することは、使用者が行わなければならないものです。ですが、人手不足にもなりやすい中小企業では、分かっていても手が回らない部分があります。あんしん財団で使用者責任賠償に備えておくことは、万が一の場合には非常に心強い味方となってくれそうです。
もちろん、そうならないために安全衛生の向上を図るための施策を行うことも大切です。あんしん財団はこの安全衛生の向上のためにさまざまな補助金を拠出してくれて、安全衛生を学ぶ機会なども提供してくれるということです。
加入者が使うことができる福利厚生プログラムなどもあんしん財団に加入することで利用できるということです。費用負担が大きくなりがちな福利厚生についても、あんしん財団が経営者の味方となって備えてくれるということですので、これについても助かりますよね。これだけのことが毎月の会費の中に含まれているということですので、費用負担も少なくて済むというメリットもあります。中小企業にとっては頼もしい存在になりそうです。